株式売買の注文方法には、株価の設定方法によって2つの注文方法があります。それは『指し値』と『成り行き』の注文方法です。
1)『指し値』の注文方法とは?
『指し値』の注文方法とは、買い注文を出す場合に金額の上限を指定する方法で、自身の想定した株価で売買できるのが特徴です。そして指し値の単価を下回った場合には、その価格で購入できるというメリットがあります。しかしデメリットもあります。それは指し値の単価を上回った場合には、買い注文が不成立となってしまうのです。また売り注文を出す場合でも、指し値の単価を上回った場合には、その単価で売却できますが、指し値の単価を下回った場合には、売り注文が不成立となってしまいます。
2)『成り行き』の注文方法とは?
それに対して『成り行き』の注文方法とは、買い注文・売り注文どちらも、価格は注文を出した際の市場価格の成り行きで売買される方法です。これは売買注文が発生すれば、指し値より成り行きの取引が優先されるため、確実に売買できることがメリットです。しかし、時には自身の想定した単価ではない株価で売買されてしまうというデメリットもあります。
株式売買の鉄則は、買いは指し値で、売りは成り行きで。です。一般的に株価が安い時には売買される株式数は少なく、株価が上昇してくれば、売買される株式数が多くなるため、この鉄則が成立するのです。つまり、売買株式数が少ない場合は株価が大きく変動するため指し値で売買する方がリスクを低減でき、売買株式数が多い場合は、成り行きで売買する方が、より利益を得る可能性が高いことになるためです。 |